体育専門学群生は、3年進級時に体育学の3分野に対応した39の研究領域の中からいずれかを卒業研究領域(所属研究室)として選択し、卒業研究・卒業研究領域科目(演習・実習等)の履修を通して、より専門的な学習が進められるようになっています。
卒業研究領域の選択は、2年次までの専門基礎科目および専門基礎共通演習の履修経験を経て、各自が興味・関心をもった研究領域を自由に選ぶことができます。体育専門学群では、複数の専任教員が卒業研究領域の学生の指導に当たる複数指導体制をとっています。
体育学分野 | 体育・スポーツを主として人文・社会科学的方法を用いて教育・研究する文系の分野 |
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研究領域 | 概要 |
体育・スポーツ哲学 | 体育・身体・スポーツ・運動文化の哲学的考察 |
体育史・スポーツ人類学 | 学校体育・外国スポーツ・身体文化の歴史的研究 |
スポーツ社会学 | 現代社会とスポーツに関する社会学的研究 |
武道学 | 日本文化としての武道の歴史的考察,武道のあり方 |
体育・スポーツ経営学 | 体育・スポーツの振興発展のための組織・事業研究 |
スポーツ政策学 | 体育・スポーツの政策・財政・制度・法律に関する研究 |
スポーツ産業学 | レジャーとスポーツの産業論、消費者行動論 |
体育科教育学 | 良質の体育科教育に向けたカリキュラム、教師、授業 |
アダプテッド体育・スポーツ学 | 障害者の体育・スポーツ指導と環境整備 |
体育心理学 | 運動の心理的メカニズム、スポーツにおける心理現象 |
コーチング学分野 | スポーツ・運動の種目特性や運動方法および指導方法について教育・研究する分野 |
研究領域 | 概要 |
コーチング論・トレーニング学 | パフォーマンスを高める優れたコーチングの一般原則の研究 |
スポーツ運動学 | スポーツ運動ができるようになる過程、運動の質に関する現象学的研究 |
種目別コーチング論 | 体操、体操競技、陸上競技、水泳競技、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、サッカー、ラグビー、ラケットバット、柔道、剣道、弓道、野外運動、舞踊の種目特性や指導法の研究 |
健康体力学分野 | スポーツ・運動・健康について、主として自然科学的方法を用いて教育・研究する理系の分野 |
研究領域 | 概要 |
応用解剖学 | 運動器筋骨格系の形態と機能の分析 |
運動生理学 | 運動時の呼吸・循環器および筋肉に関する生理学的研究 |
運動生化学 | 運動と脳機能、代謝・内分泌系の生理・生化学的研究 |
運動栄養学 | 食生活や栄養摂取が運動等の生理機能に及ぼす影響 |
スポーツバイオメカニクス | 運動や動きの力学的分析に基づくトレーニング・指導法の開発 |
体力学 | 幼児から高齢者までの体力づくりトレーニング法の研究 |
健康増進学 | 中高年者の健康づくり支援法、健康度・老化度の測定評価法 |
体育測定評価学 | 体力・運動能力の発達測定と評価 |
スポーツ医学 | スポーツ傷害の予防、リハビリ、運動療法、コンディショニング |
環境保健学 | 環境が健康に及ぼす影響、スポーツ・運動の健康被害 |
健康教育学 | 健康を保持・増進するための教育・政策研究 |