教育に関する相談&質問
A. 本学の授業は、教養課程と専門課程という段階的な区分を設けずに行われています。その代わりに、一般教育的な科目と専門教育的な科目を有機的に統合し、4年間(医学類は6年間)を通じての履修によって大学教育本来の目的が達成されるように計画されています。
他大学の一般教養科目に相当するのは、本学では専門導入科目及び総合科目になります。2020年度は学期完結型の科目を中心に、多分野に渡り約180科目が開設されています。
A. 全ての開設科目は、毎年作成される「開設授業科目一覧」という冊子にまとめられています。そこではそれぞれの授業の概要等について記載されています。また、更に詳しい内容については授業計画、内容等を記載したシラバスを毎年公表しています。これらはインターネットで閲覧できます。
A. 本学では教員免許状取得の所要資格を得るための課程として教職課程を設けています。この課程は卒業に必要な授業科目と並行して履修することになります。本学の教育実習は、附属学校または茨城県内の協力校等で実施することが原則ですが、事情によっては母校で実施することも可能です。
A. 本学群で取得できる資格は、まず中学及び高校の教員免許(保健体育)です。2019年度は115名が教員免許を取得することができました。同時に特別支援(2領域・5領域)の取得も可能です。また、(財)日本体育協会公認のスポーツリーダーの資格が取れると同時に、アスレチックトレーナーや社会体育指導者の資格取得に必要な、養成講習会の受講免除等が適用されます。
その他には、社会教育関係の単位を多少加えて取ることにより、社会教育主事となるための基礎資格などを取得できます。
A. 体育専門学群では、専攻に分かれることはなく、専門科目やキャリア科目からそれぞれにとって必要と考える授業科目を履修するようになっています。
また、卒業研究領域は、2年次の1月に志望研究領域ごとに面接を行った上で所属を決定し、3年次から卒業研究領域が指定する演習科目等を履修したり、研究室活動を行ったりしています。
学生生活に関する相談&質問
A. 筑波大学では、70ヵ国・地域及び国際連合大学と学生交流に関する合計394協定(2020.6.22現在)を締結しています。この協定に基づき、本学から相手大学等に学生を派遣するものが、交換留学です。協定校への交換留学には、次のようなメリットがあります。1筑波大学及び独立行政法人日本学生支援機構が実施する奨学金制度に申請できます。2授業科相互不徴収に関する協定を締結している指定校にあっては、相手大学での授業料が免除されます。
A. 学生に良好な勉学の環境を提供し、自律的な市民生活を体験させることを目的として学生宿舎を設置しています。学生宿舎は一の矢地区、平砂地区、追越地区及び春日地区に計67棟設置され、2020年度の総室数は3777室です。宿舎の各居室にはベッド、机、洗面台、宿舎電話などが備え付けられ、生活に必要な身の回り品などを
揃えれば生活できます。
宿舎各棟には洗濯室、補食室、シャワー室なども併設され、各地区(春日地区を除く。)の学生宿舎共用棟には、管理事務室(春日地区は1号棟1階)・理容室・電気店があり、その他に平砂共用棟に食堂、共同浴場、一の矢共用棟に売店があります。学群の新入生は優先的に入居できるように配慮されていますが、入居希望者が計画数を上回った場合は、大学近隣からの通学可能者は入居できないこともあります。
なお、キャンパスの国際化推進のため、2017年4月から国際交流を重視したシェアハウスタイプの学生宿舎(グローバルヴィレッジ)が運用開始されました。その他、間取図などの詳細情報は、大学HPに宿舎案内が掲載されていきます。また大学の周辺には数多くのアパートがあり、学生部学生生活課(1D棟スチューデントプラザ)の窓口でも物件の資料を閲覧できるようになっています。
A. 本学には多くのサークルがあり、種目もレベルも多岐にわたっていますので、各自の希望にあったサークルを選択することが可能です。体育系以外にも、文化系や芸術系のサークルが多数あります。
キャリアに関する相談&質問
A. 学群はこれまでの伝統を受け継ぎ、入学時には大半の学生が卒業後の進路として教職を希望しています。最近は児童生徒の減少に伴い、教職員の採用を手控える自治体が多くなり、本学群卒業生の教職員への就職は年々減少する傾向にありました。しかし、今後は徐々に教員の需要が増加することが予想されます。
またトレーナーを希望する人が多いのですが、トレーナーという職種は現在我が国では必ずしも確立されておらず、職業として従事できる可能性はあまりありません。これまでにトレーナーになった人は、アスレティックトレーナーの資格を取ることに加えて、卒業後に鍼灸師や柔道整復師などの資格を取得しています。
一方、民間企業においては体育専門学群学生の人気は高く、かなり広範な職種に就職し活躍している人が増加しています。そのための就職活動は3年生の後半から始まりますが、大学が提供しているサポートシステムを積極的に活用することが成功の鍵となります。
入試に関する相談&質問
A. 詳しくは以下のウェブサイトへ
筑波大学アドミッションセンター
https://ac.tsukuba.ac.jp/
A. 試験の種類によって異なります。学生募集要項に示されている出願書類からご判断ください。
部活動に関する相談&質問
A. 運動部活動は基本的には課外活動ですが、体育専門学群の場合には授業と相互に連動して成果を上げられるように配慮されていますので、両方とも積極的に取り組むことができます。
詳しくは以下のウェブサイト
筑波スポーツアソシエーション(TSA)
http://tsa.tsukuba.ac.jp/