特色
舞踊研究室では、ダンス実技,ダンス理論,ダンス指導法の学習を通して,「ダンスとは何か?」「人はなぜ踊るのか?」といったダンスの特性とダンスを踊り学ぶ意味を探究し,ダンスの実践に役立てる能力を養います。言い換えれば,ダンスを『踊れて、語れて、指導できる人』を目指しています。
- ダンスの実習・演習を通して、ダンスを踊り、創る技術と身体能力を個性豊かに磨き、ダンスの身体表現としての特性や多岐にわたるダンスの理論を学習します。
- これまで常に日本の舞踊教育をリードしてきた舞踊研究室の伝統のもと、新たなダンスの必修化の時代に対応できるようなダンスの指導法を実践的に体得します。
- 舞踊研究室主催の秋の公演(ダンスのたまご)や2月の卒業ダンス公演の舞台で踊り、同時に舞台制作や企画・演出の能力を身につけていきます。
専攻希望者はダンス経験を問わず,この分野に興味・関心のある学生は,誰でも所属し,学習することができます。教員志望でダンス指導に強くなりたい男子も歓迎。
教育内容
- ダンスの特性,歴史,様々なダンスとその技法,学校におけるダンス教育の方法等,国内外の文献や映像資料を通して学習し,ダンスを踊り学ぶための基礎的な知識と問題意識を身につける。
- 現代の社会や教育におけるダンス表現,ダンス創作,ダンス上演に関する重要な理論と技法,及び指導法を学習する。
- 学校におけるダンス教育の理論と指導法について、リズム系ダンスや表現・創作ダンスの演習(実技・実習)を通して実践的に学習する。ダンスの経験を問わず、将来教員を目指す人はダンス指導の理論と方法を身につけておくことが望ましい。
- ダンスに関する各自の関心やテーマに応じて,学校教育,研究活動,舞台上演と結びつけて学習し,論文作成のための基礎的な知識や技能を養う。
- 舞踊研究室主催のダンス発表会(卒業ダンス公演、ダンスのたまご)に向けてダンス作品を創作して発表するとともに,体育専門学群の他の領域の学生や大学院生と共同で交流を図りながら,発表会の企画・運営,演出の中心となって上演に必要な能力を体験的に学習する。
指導教員
代表・寺山 由美 准教授
平山 素子 准教授